iPhone修理日記
2017年8月8日 iPhone6水没修理!絶対やってはいけない3つのこと
こんにちは!iPhone修理の成田也 中目黒店です。
台風5号が近づいていたという事で、憂鬱な気分で目を覚まし、いざ出勤しようと外に出てみたらまさかの晴れ模様。
台風5号はどこへ行ってしまったのでしょうか(?_?)
なにはともあれ濡れずに出勤できてよかったです!!
さてそんな本日はアイフォン6を水没させてしまったというお客様。
昨晩の雨でやられて水没…というわけではなく、二日ほど前にうっかりポケットにiPhoneを入れたままプールに浸かってしまったそうです。
iPhone6は薄くてついポケットに入っている事を忘れてしまいそうになるので、お気持ちはよくわかります(><。)
「やっちゃった!!」となった時に慌てて電源が入るか確かめてしまうのもめちゃくちゃよくわかるのですが、実はこれがNG。
iPhoneが直る確率を下げてしまう行動なのです…
今回はiPhoneを水没させてしまった場合において、絶対にやってはいけない3つのことをご紹介したいと思います!
まず一つめ。
絶対に電源を入れないで下さい!!
これはなぜかといいますと、水で濡れてしまった箇所に通電することで、基板がショートしてしまうためです。
ショートしてしまうと基板を損傷してしまう可能性が高まるだけでなく、コゲのような化合物が端子等に付着し、これが二次的に故障の原因になってしまうからです。
そして二つめ。
絶対に充電ケーブルを刺さないでください!!
これは一つめとほぼ同じ理由なのですが、「電源が付いているうちにバックアップを…」「電源が消えてしまったけどケーブルを刺せば復活するかも…」などの考えからついやってしまいがちです。
しかしiPhoneに搭載されているバッテリーよりも電流が強いため、その分壊れるリスクも高くなるので特にやらないでいただきたいのです(;_;)
最後に3つめ。
絶対に振らないでください!!
振って水を抜こうとしてやってしまいがちなのですが、振ってしまう事により水が触れてはいけないところに触れてしまう危険性が高まるため、なるべく安静にしてくださいm(_ _)m
どれも焦る気持ちからやってしまいがちなのですが、これらをしてしまうことにより復旧率が格段に下がってしまいます…
それではここからは水没した際の正しい対処法についてお教えします!
一番大切なこと。まずは電源を確実に落とす!!
水に濡れていない場合でもそうなのですが、誤ったところに電流が流れることで壊れることって結構あるんです。
なのでまずは電源が付いていても電源を落としてください!
電流が流れていない状態なら、よほど時間が経たない限りは基板が壊れてしまうことは少ないです。
そして右脇に付いているSIMトレーを抜いてください!!
iPhoneは基本的にカッチリ噛みあっていて通気性が悪くなっています。
SIMトレーを抜いて少しでも通気性をよくすることによって水分をできるだけ退けようということです。
SIMトレーの脇についている小さい穴に、細いクリップなどを刺すことにより簡単に取り外せます☆
最後はやはりなるべく早く修理店に持っていくこと!!
iPhoneは特殊な工具が無いと開けられない仕組みになっています。
できるだけ早くお店に持って行って開けてもらって、内部を一刻も早く乾燥させましょう!
持って行くまでの時間で復旧率が決まるといっても過言ではないです!!
さていかがだったでしょうか?
焦って色々試してみたくなる気持ちは重々わかるのですが、水に落とした際は速やかに電源を切って近くの修理店に持って行きましょう!
そうすることで復旧率が格段に変わってくることでしょう。
あとはいつ壊れても最悪な事態を避けるため、バックアップはこまめにとっておいてくださいね☆
バックアップの方法がわからない!という方はいつでも伝授致しますのでお気軽にお問い合わせください♪
それではみなさん良い夏を!!